注釈(ちゅうしゃく)の示(しめ)し方(かた) 本文(ほんぶん)の内容(ないよう)に関(かん)する補足的(ほそくてき)な説明(せつめい)や議論(ぎろん)を記(しる)すのが注釈(ちゅうしゃく)である。 なお、一般常識(いっぱんじょうしき)を注釈(ちゅうしゃく)に書(か)く必要(ひつよう)はない。ここで一般常識(いっぱんじょうしき)というのは、辞書(じしょ)や事典(じてん)に載(の)っているような基本的(きほんてき)な知識(ちしき)のことである。たとえば、山内(やまうち)(2001)は、次(つぎ)のように注意(ちゅうい)している。 必要(ひつよう)もないのに註(ちゅう)を付(つ)けると、バカがばれる。哲学者(てつがくしゃ)カントの研究論文(けんきゅうろんぶん)で、カントの生没年(せいぼつねん)などは普通(ふつう)記(しる)さない。(山内 2001:175) 注釈(ちゅうしゃく)では、本文(ほんぶ