﹁苦手な場所はディズニーランドにしてしまう﹂﹁怒りを覚えたら頭の中で歌をうたう﹂﹁明日からパリに行くなら、今日からパリ時間で行動する﹂﹁マクドナルドはレジ近くのポジションで完全攻略﹂﹁いつも心に富士山をイメージする﹂...。 上記は﹃人生を変える 修造思考!﹄︵松岡修造著、アスコム刊︶の目次に踊る言葉の、ほんの一部です。あなたはこれらを名言だと思うでしょうか。それとも迷言だと即断するでしょうか。 amazonのレビューでも賛否両論です。賛同する意見であっても、﹁ネタ本﹂としての価値をのみ認めるコメントもいくつか見られます。 果たしてその実は、どうなのか。確かめるため実際に手に取りました。結論から言うと、本書はすべてが﹁ネタ﹂であり﹁熱血漢の独りよがり﹂と切って捨てるには非常に惜しい本です。特に気になった部分を紹介します。 どんなに面白い部分を探そうとしても、見つけられないこともあります。そ
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