﹁つくばエクスプレス﹂を運営する首都圏新都市鉄道︵東京都台東区︶は、2013年12月から東京電力に﹁回生電力﹂を販売している。回生電力は、列車が減速するときのエネルギーで発電する仕組み。具体的には、ブレーキをかけたときにモーターを発電機として利用するもので、ハイブリッド車や電動アシスト自転車などでも採用されている技術だ。同社が2012年度に生み出した回生電力は3000万kWh。このうち約6割は
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JR東日本が開発したディーゼル・エンジンとモータ,そしてLiイオン2次電池を組み合わせたハイブリッド気動車「キハE200形」に乗ってきました。この鉄道車両は,長野県の小諸駅と山梨県の小淵沢駅を結ぶ小海線に,試験運用という形で2007年7月31日〜9月末日まで運行しています。 当日は,東京駅から長野新幹線「あさま501号」に乗って長野県の佐久平駅に7時41分に到着しました。目的の車両は8時8分発。少し時間があるので,一服しながら待ちます。小海線はエンジンを搭載した気動車が走行する路線です。駅を眺めると,当然なのですが車両に電力を供給する架線はありません。 少し待っていると,時間通りに車両が到着しました(図1)。まずはブレーキ中の音を確認します。エンジン音はせず,機械式ブレーキの「鳴き」や車輪と線路の摩擦音,線路の継ぎ目に発生する打音,インバータの共振音の組み合わせという,電車でよく聞く音です
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