京都府福知山市の花火大会会場の爆発事故で負傷し、京都第一赤十字病院(京都市東山区)に入院中だった大阪府高槻市真上町6丁目、黒田直希さん(35)が19日、死亡した。府警福知山署が発表した。事故で亡くなったのは3人目。 関連リンク死亡した10歳男児、「見物一等地」で被害か 福知山(8/19)入院中の10歳男児死亡 福知山花火大会爆発(8/19)携行缶のガソリン、高温下で気化進む? 京都の屋台爆発(8/19)花火主催者が補償検討 保険会社と協議へ 福知山爆発(8/18)花火大会、にわかに厳戒 京都爆発事故受け、検査強化(8/17)最新トップニュース
京都府福知山市の花火大会会場で起きた爆発事故で、府警福知山署は19日、重篤状態で府立医大病院に入院中だった京都府京丹波町の山名空(そら)君(10)が19日朝に死亡した、と発表した。事故で亡くなったのは2人目。 爆発事故の関連ニュース 母親によると、当日は祖父や友達と花火大会に出かけていた。捜査関係者によると、17日に死亡した京丹波町、竹内弘美さん(44)とも一緒にいたとみられる。 関連リンク携行缶のガソリン、高温下で気化進む? 京都の屋台爆発(8/19)花火主催者が補償検討 保険会社と協議へ 福知山爆発(8/18)救急隊機転、まず病院へ一気に搬送 京都・花火大会事故(8/17)燃料缶の減圧怠り爆発か 京都・花火大会事故(8/17)最新トップニュース
京都府福知山市の花火大会会場で起きた爆発事故で、17日に亡くなった竹内弘美さん(44)=京都府京丹波町=は、最初にガソリンが噴き出した携行缶のすぐそばにいたとみられることが、府警への取材でわかった。また携行缶は、現場に午後3時ごろから置かれていたという。 当時、現場で竹内さんの救助に当たった男性によると、爆発の起きたベビーカステラ屋の2軒隣の屋台で、ジュースなどの飲み物を買っていると、照明が急に消えた。直後に炎が上がり、瞬く間にカステラ屋台のテントに燃え広がった。 その直後、炎に包まれた竹内さんが、カステラ屋台の脇から転がってきたので、男性は数人と駆け寄って消火した。竹内さんは声を発することなく、衣服はほぼ焼けていたという。 府警は18日、司法解剖の結果、竹内さんの死因は全身やけどによって体の組織や臓器の血液量が不足する「循環血液量減少性ショック」と発表した。重篤な症状で入院している
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「逃げる同僚の背中が燃えていた」。兵庫県姫路市の日本触媒姫路製造所でアクリル酸の貯蔵タンクなどが爆発し、37人が死傷した事故で、消火活動に当たり、両手に大やけどを負った姫路市消防局指揮支援担当当務司令員の奥山政志さん(54)が産経新聞の取材に対し、壮絶な現場の状況を語った。火の塊が空一面から降ってくる恐怖。激しい痛み。何よりも仲間1人を失った悲しみ、無念…。「なぜ爆発が起きたのか。徹底的に解明してほしい」。そう話す言葉にわき上がる思いのすべてを込めた。 事故で奥山さんは両手を負傷。ピンポン球ぐらいの水疱(すいほう)ができ、皮膚が剥がれ、肉がむき出しになった。今もボクシングのグラブほどにぶ厚く包帯が巻かれ、自由に動かせない。2日には手術を受ける予定だ。 奥山さんが現場に到着したのは爆発が起こる約10分前の9月29日午後2時20分ごろ。黄色い液体がタンクの下から大量に漏れ、上部から吹き上がって
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