米航空宇宙局(NASA)は11日、準惑星セレス(ケレス)を周回する無人探査機「ドーン」が撮影した最新画像を公表した。表面に、明るく光る点がある様子がはっきりととらえられた。氷などが存在し、太陽光の反射で光っている可能性が高いという。 公開された画像は5月上旬、セレスから約1万3600キロ離れた軌道上から撮影された。明るい点は、ドーンが2月に撮影した画像に写っていたことから正体が議論になっていた。今回はさらに接近しての撮影で、探査チームの研究者は「反射性の高い物体が太陽光を反射したものと断定できる」と声明で述べた。 セレスは、火星と木星の間にある小惑星帯の中で最も大きな天体(直径約950キロ)。(ワシントン=小林哲)
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