新しいWi-Fi仕様によって、ワイヤレス機器はルータを用いることなく、相互に検出して接続することが可能になる見込みである。 ﹁Wi-Fi Direct﹂と呼ばれる新仕様が、同技術を推進する業界団体のWi-Fi Allianceによって米国時間10月14日に発表された。無線LANを用いたダイレクトなデバイス間の接続を容易にする同仕様は、Bluetoothなどのワイヤレス技術に挑戦を投げかけるものとなるかもしれない。 Wi-Fi Directは、無線LANに対応した電話機、カメラ、プリンタ、コンピュータ、キーボード、ヘッドフォンなどのデバイスを、他の無線LAN対応機器と個別に、または複数デバイスと同時に接続可能とする。同仕様では標準的な無線LANデータ通信速度がサポートされることになり、約100メートル以内のエリアでデバイスの相互接続が実現するという。これにより、無線LANが内蔵されたほぼすべ
![Wi-Fi Alliance、新たなピアツーピア通信仕様「Wi-Fi Direct」を発表](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f0a0ed25dea0323b3c5b80ecd038261abc46af72/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F11%2F949046802bf05dbd26737e25f681d8de%2Fstory_media%2F20401644%2FWireless.jpg)