このような﹁敷居の高さ﹂の感覚は、筆者がここ1〜2年のXMLDB事情を知るにつれ、次第に解消されていくようになりました。ここでは、最近のXMLDB事情について説明したいと思います。 ここ1〜2年の間に、XMLの利用シーンはこれまで以上に増えてきています。ユーザサイドで身近なところでは、ドキュメント系の正式フォーマットとして採用された例があります。その代表的な例として、Open Data Format︵OpenOffice.org︶、Open XML︵Microsoft Office︶があげられます。 また、blogをはじめとして、最近のほとんどのサイトで採用されている、Webページのサマリを表現するRSS︵もちろんThinkITにもあります︶も、XMLを利用した仕組みです。 マッシュアップなどのWebサービスを利用した開発では、XML形式のデータがやり取りされることが多いです。XMLデータ