山がちな地形でロープウエー大活躍 坂道の多い街にはケーブルカー 日本の鉄道車両、各地で活躍 ところ変われば品変わる。世界のあちこちに住む朝⽇新聞の特派員が、﹁街の乗り物﹂をテーマに撮った写真を集めました。今回は鉄道、索道。索道とは耳慣れない言葉かもしれませんが、ロープウェーのことです。日本では登山用のイメージがありますが、海外では都市部でも使われています。起伏のある街ではケーブルカーも便利。そして、古い日本の車両が各地で活躍しているのも確認できました。︵朝⽇新聞国際報道部︶ 田村記者﹁ボリビアの中心都市ラパスは3600メートルの高地にあります。山の斜面に家々がぎっしりと並んで坂が多く、鉄道や地下鉄の建設は非現実的。ロープウェーはまさに市民の足です。 運行会社によると、総延長は都市部の交通機関として使われるロープウエーでは世界最長だそうです。ラパス市内と郊外を結び、名前は﹃ミ・テレフェリコ︵