犯罪と障害に関するtg30yenのブックマーク (4)
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﹁やっぱり僕、ゆうとおんに戻りたい﹂。ゆうとおんは大阪府八尾市にある障害者支援施設だ。58歳の男性Yさんには軽度の知的障害と自閉症の傾向がある。20歳を過ぎたころから何度も逮捕されており、2007年には耳目を集める大きな事件も起こした。刑期が終わると社会に出てくることになるが、﹁危ない人間に帰ってこられたら困る﹂と地域から反対され、﹁犯罪をした場所には戻さない﹂と行政サイドからも圧力がかかった。だが住み慣れた仲間がいる場所に戻りたい思いは変わらなかった。 そんな彼の思いを、施設側は一貫して尊重し続け、度重なる犯罪にも受け入れを拒まなかった。そしてYさんは今、仲間の思いに応えたかのように、ここで穏やかな余生を過ごしている。事件後、彼とゆうとおんを支えるために立ち上げた支援者有志でつくる集まりは昨年末、16年の年月を経て役割を終えたと判断、“発展的に解散”した。︵共同通信=真下周︶
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頻発する母親の障がい児殺人﹁しばらくは寝顔を見ていました。息子と一緒に死にたいけど、どうやって殺そうかと考えていました﹂ 母親である藤井典子被告は、弁護人から﹁寝ている息子を車内に移動させ、どうしていたのか﹂という問いにこう答えた。 昨年6月、夫から離婚を切り出され、将来を悲観するなどして母親自らが障がい児の長男・蒼天︵そうた︶くんを車内で殺害するという痛ましい事件が起こった。 筆者の周囲には重度知的障がい児や重度心身障がい児を育てている母親が多くおり、この事件はそんな筆者らの間でも大いに話題となった。 ﹁率直に﹃またか……﹄という思いですね﹂ そう話すのは、重度心身障がい児を育てている関西在住の亜矢さん︵40代・仮名︶だ。 この事件にかぎらず、母親が障がい児の我が子を手にかけるケースは、実は決して珍しいことではない。 2017年には京都で発達障害だった当時3歳の長男を母親が浴槽に沈めて殺
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小学生にわいせつ行為を繰り返したとして、大阪府警捜査1課は3日、強制性交や強制わいせつなどの疑いで、府内在住の作業員の男︵23︶=強制性交などの罪で起訴=を逮捕、追送検したと発表した。男には中度の知的障害があるといい、﹁小学校の男子と女子どちらにも興味がある。体を触ったり、触ってもらったりすると興奮した﹂と供述。府警は計27人分の被害を裏付け、捜査を終えた。 逮捕、追送検容疑は平成31年4月~令和5年4月、府内の自宅に当時6~10歳の男児20人、女児7人を連れ込み、着衣をずらして体を触ったり、自身の体を触らせたりするなどのわいせつ行為を繰り返したとしている。 府警によると、男は﹁ゲームを一緒にしよう﹂﹁動画を見よう﹂などと誘い、自宅に連れ込んでいた。今年5月上旬、被害を受けた男児の母親から﹁男に性的なことをされた﹂と110番があり発覚。別の保護者も複数の児童が被害に遭っている旨を小学校に伝
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2017年2月8日、神戸地方裁判所で、表題の大量殺人事件の裁判員裁判の初公判が行われた。被告人の平野達彦は背広姿で出廷。開廷前に手錠を外された。 髪型は整えられ、ヒゲもそっており、一見すると凶悪殺人犯には見えない。裁判員に、見た目の印象で判断されてしまわないように、最近はどのような事件の裁判も、同様に行われる。 シリーズ記事一覧 ﹁被告人、前へ来てください﹂ 開廷後、早速裁判官は被告人にそう言って証言台に立つように促した。 ﹁名前は何と言いますか?﹂ ﹁平野達彦です﹂ ﹁生年月日を言ってください﹂ ﹁1974年8月24日です﹂ 被告人は、型通りの人定質問に対して答えていく。最初はごく普通のやりとりであったが、次の質問を境に様相が変わった。 ﹁起訴状には職業は無職とありますが、その通りですか?﹂ ﹁ウェブサイト、マインドジャックドッドオルグ、ウェブサイト、クライムドットコム…のサポートをして
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