はてなブログと文化に関するtikuwa_oreのブックマーク (2)
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はじめに ﹁方言禁止記者会見﹂のCMを見たのは定食屋のテレビで、知り合いと﹁イヤイヤこの企画はマズいだろうよ﹂という話をしていた。翌日になって果たしてどんな番組なのかを判断するためにTVerで視聴すると、案の定マズい内容であった(なにがマズいかは後述)。しかしTwitterなどで調べても誰も言及していないどころか、﹁沖縄弁が出ちゃう二階堂ふみ可愛い﹂といった意見がちらほら見えたため、引用RTという形で﹁植民地主義的でエグい﹂と投稿すると、思ったより拡散されて番組が炎上したというのが今回の経緯である。 私はこの番組自体をキャンセルしたいわけではないし、ポリコレ的配慮がなっていないと言いたいわけでもない(植民地主義とは﹁ポリコレ﹂以前の問題なので)。また番組の批判者を見ていても少し疑問に思うところもある。そういった疑問や懸念について、本稿では現在の﹁普通の日本人﹂による沖縄差別あるいは植民地主
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﹁男女あべこべ﹂あるいは﹁貞操逆転﹂などと呼ばれるジャンルがある︵以下﹁貞操逆転﹂で統一する︶。 いわゆる﹁性転換﹂や﹁とりかへばや﹂などとは異なり、男女の社会的役割や倫理観がまったく逆転している世界を描くもので、特に性的な価値観の逆転により﹁女性が性に積極的﹂﹁男性は性に消極的﹂という描写が重視されている。ジェンダーSF的に描かれることもあれば、ただ単にそういうシチュエーションでエロを書きたいだけのこともある。というか現在のところは後者のほうが圧倒的に多い。 この記事では、そうした﹁貞操逆転﹂というジャンルがどのように発展してきたかを考えるために、備忘録程度にだが代表的な作品をまとめてみたいと思う。 沼正三﹃家畜人ヤプー﹄ EHSは女権制国家であり、EHSは女系の女子によって相続される女王による君主制国家である。政治や軍事の大権は女性のみが持つ。人間︵白人︶の女性に代わって出産をする子宮
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