北海道立オホーツク流氷科学センター︵北海道紋別市︶が主催した写真コンテストで、クジラの死骸の上に男性が立ち、ガッツポーズをしている姿を撮影した作品が最優秀賞に選ばれた。これに対し、﹁生命に対する侮辱だ﹂などと批判が相次ぎ、同センターは受賞の取り消しも含め対応を検討している。 問題となっているのは9日に発表された第25回﹁オホーツクの四季﹂写真コンテストで最優秀賞を受けた作品﹁征服﹂。北見市の男性が撮影し、審査結果はセンターのホームページで発表されたほか、北海道新聞にも掲載。同センターによると、﹁生命を侮辱している﹂などの批判や、審査員の判断を疑問視する声などが電話で寄せられたという。また、ツイッター上でも﹁自然と命を冒涜︵ぼうとく︶しているようにしか見えない﹂﹁なんか嫌な感じ﹂﹁すばらしき﹃オホーツクの四季﹄に呆︵あき︶れました﹂などの批判が相次いだ。 コンテストには北海道を中心に、全国の
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