枝野幸男行政刷新相は27日、松江市で講演し、﹁日本は明治維新ができ、近代化したが、中国や朝鮮半島は近代化できなかった。日本は植民地を広げる側で、中国や朝鮮半島は植民地として侵略される側になったというのは、歴史的な必然だった﹂と述べた。日本の植民地支配を正当化したとも受け取られかねない発言だ。 枝野氏は昨年9月の政権交代の意義を述べるなかで、﹁世の中が変わったから政治が変わらざるを得なかった﹂ことの事例として明治維新を引き合いに出した。 そのうえで、﹁ペリーが来て﹃国を開け。日本が油断したら植民地にするぞ﹄と。日本は明治維新が早くできたからその後の100年くらいのなかで一定の優位性を保つことができた。同じ環境に中国や朝鮮半島もあった。日本の明治維新をみながら近代化しようと頑張った若い方がいたが、結局、進まなかった﹂と述べ、﹁日本が明治維新できていなければ日本も中国や朝鮮半島と同じように、