RubyKaigi 2016 に参加した。都合により土曜日の午前中までの参加、また二日目のお昼前後も用事があり抜けたので、聴きたかったけど聴けなかったトークもいくつかあった。 年を追うごとに、 Ruby コミュニティは成熟してきているなと感じる。つまるところ、コミュニティに参加している人たちが成熟してきているということなのだろう。 mrkn さんが SciRuby とその︵まだ比較的小規模な︶コミュニティを持続可能な形で発展させていくための展望を述べた話と、まつもとさんや akr さんら Ruby コミッターが﹁互換性を損ねてでも、言語を﹃正しい、あるべき姿﹄に変えていくことを厭わない﹂という話と、tagomoris さんによる Fluentd コミュニティがユーザーの利便性に最大限配慮する︵その代わり開発者に多大な負担がかかることも厭わない︶という話の間にコントラストを感じ、印象的だっ