日本国内で、﹁クラウドネイティブ﹂に取り組む企業が増えている。テクノロジー企業の間では、事実上共通のテーマとなっている他、一般企業でも、デジタル活動の推進に伴い、クラウドネイティブを目指す動きが見られるようになってきた。 だが、﹁クラウドネイティブ﹂とは、具体的には何なのだろうか。クラウドネイティブを目指す場合、何をすることになるのだろうか。2019年7月の﹁Cloud Native Days Tokyo 2019﹂でCo-chairを務めた草間一人氏と青山真也氏は、この言葉の意味を誤解していると思われるケースに遭遇することもよくあると話す。 そこで両氏に、クラウドネイティブに関してじっくり語ってもらった。@ITではこれを4回に分けてお届けする︵聞き手は@IT編集部 三木泉︶。 各回のテーマは次の通り。 第1回 ﹁クラウドネイティブ﹂はどう誤解されているか︵今回︶ 第2回 CNCFのTra