カサンドラとは、真実を知る能力を持つ一方で、自分の話すことを周囲に理解してもらえず苦しむ境遇を持った、ギリシャ神話に登場する王女の名前だそう。 彼女のように自分の境遇を周囲に理解してもらえない苦しさを持つ、という意味を込めて、ASD︵自閉症スペクトラム障害︶特にアスペルガーといった高機能自閉症の配偶者を持つ方の葛藤を指した言葉がカサンドラ症候群と呼ばれているそうです。 わたしはこの、﹃カサンドラ症候群﹄という言葉が、日本では結構浸透している言葉と知りびっくりしました。それは、HSPの流行り方に通じるように、日本のメンタルヘルスへの理解が乏しい社会性が浮き出ている象徴に感じたのでした。
![カサンドラ症候群:この言葉の流行りに思う日本社会のメンタルヘルスケアに欠けていること](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b3a90eba48826b24808fc3db1c5859e79bb2c98b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.wixstatic.com%2Fmedia%2Fb133845ec8444e209ba473240dc9bf35.jpg%2Fv1%2Ffill%2Fw_1000%2Ch_667%2Cal_c%2Cq_85%2Cusm_0.66_1.00_0.01%2Fb133845ec8444e209ba473240dc9bf35.jpg)