これはひどいと教育に関するtow-masのブックマーク (2)
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﹁日々の授業だけではとても食べていけません。だから教壇に立ちながら、日雇いのアルバイトをするなどして生活してきました﹂ 近畿圏の高校で保健体育を教える村井真由美さん︵40代、仮名︶は、これまでの教師生活をこう振り返る。教師として働き始めて20年以上のベテランだが、学校の仕事だけでは生活が立ち行かないという。それは村井さんの勤務が﹁非常勤﹂だからだ。 学校で働く非正規教員には、常勤で働く﹁臨時的任用教員︵常勤講師︶﹂などのほかに、授業だけを受け持つ﹁非常勤講師﹂がいる。報酬は時給制で、概ね2500円~2800円と一般的なバイトに比べれば悪くないが、持てるコマ数に限りがあることから、月収が20万円に届くことはほとんどない。 工場やスーパーのバイトで食いつなぐ 村井さんも平日はほぼ終日学校にいるが、月収は11~12万円程度にしかならない。税金や社会保険料などを支払うと、生活を維持するのは厳しいと
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本稿に関連して、松本孝行さんが﹁途上国では教育が先か、雇用が先か﹂という丁寧かつ白眉な論考を書かれていますのでぜひご覧くださいませ︵1019追記︶ マララ氏がノーベル平和賞を受賞した。 彼女は、教育こそが(テロなどへの)ただ一つの解決策であり、教育を第一にすべきだと言う。だが本当にそうだろうか。むしろ、教育先行はテロを助長するのではないか。そして彼女はテロ支援者というべきではないか。以下ではそれらを論じるものである。 彼女の議論に違和感を覚えるのは、教育だけ先行させてもテロリストしか生み出さないからである。 これは第一に、テロの首謀者としての問題意識を抱くには、相当の教養が必要だということを認識する必要がある。つまり、貧困者が貧困を自覚し、構造的暴力を受ける者がそれを自覚するのは、相当教養がないとできないのである。 考えてみて欲しい。 どうして、10までしか数えられない人間が貧困や格差を自
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