東京都内にアメリカ製の高級電気自動車﹁テスラ﹂を使った個人タクシーが登場しました。航続距離が重要な﹁タクシー﹂に、航続距離が弱点ともされる﹁電気自動車﹂、しかもアメリカ製の高級車がなぜ導入されたのでしょうか。実は﹁テスラ﹂はエコであるほか、タクシーにとってメリットもあるそうです。 車両本体価格1000万円前後の高級電気自動車 アメリカの高級電気自動車メーカー、テスラモーターズの﹁テスラ モデルS﹂を使った個人タクシーが2015年1月下旬、東京都内で営業を始めました。﹁テスラ モデルS﹂は2012年にアメリカで、2013年に日本で発売されたセダンタイプの電気自動車︵EV︶で、同社ウェブサイトによると2015年2月現在、車両本体価格は871万円から1289万5千円︵税込︶となっています。 電気自動車のためボンネット内にエンジンはなく、トランクになっている︵撮影‥海老塚 土史木︶。 そうしたアメ