さらばすべてのエヴァンゲリオン
神戸市長選が8日に告示され、前市議の光田あまね氏、再選をめざす現職の久元喜造氏、元兵庫県加西市長の中川暢三氏、共産党兵庫県委員会委員長の松田隆彦氏の4人が無所属で立候補を届け出た。衆院選と同じ22日に投開票される。 多くの地方都市と同様、神戸市も人口減少の課題に直面する。かつての輝きを取り戻そうと、神戸市は都心部の三宮の再整備を計画しているが、そのあり方をめぐり、さっそく各候補者が舌戦を繰り広げた。 神戸市は1956年に横浜、名古屋、京都、大阪各市とともに最初の政令指定都市となり、「5大都市」の一つに数えられた。だが2015年国勢調査の人口は約153万7千人で、前回より約7千人減った。福岡市に抜かれ、政令指定都市で6位に転落した。 働き手となる若者が、神戸を離れていく問題も指摘される。神戸市が05年と10年の国勢調査をもとに人口増減数を分析すると、この5年間で25~29歳が約9千人減ったと
「偶然短歌」を知っていますか? なにげない文章や風景のなかで、たまたま5・7・5・7・7となっている言葉の響き。それを見つけ、不思議な味わいを楽しむ動きがインターネットで盛んです。 ツイッターで2万7千人がフォローする「偶然短歌bot」。ネットの百科事典、ウィキペディア日本語版の文章から、短歌のリズムになっている部分を紹介している。例えば――。 《正しいが、人々が持つ宇宙への夢に対する配慮に欠けた》(「冥王星」) 《人物があなたが出した質問に答えることは期待出来ない》(「情報化時代」) 正しいが? 人物? 前後の文章は唐突に切り取られているため、かえって哲学的とも言える奥行きを出している。 これらはコンピューターのプログラムで「発見」された作品だ。手掛けたのはプログラマーのいなにわ氏(36)。2年ほど前のある日、「短歌」を機械的に探せないだろうかと考えた。プログラムに、ウィキペディア日本語
筑波大学モニュメントに含まれる銘鈑に記された「漢詩」は、とうてい漢詩と呼ぶことができないしろものである。 筑波大学モニュメントとは 筑波大学筑波キャンパス [1] 茨城県にある国立大学の筑波大学には、筑波大学モニュメントというものがある。筑波大学側としては、「本学のアカデミックシンボルの一つとして、見る者全てに、学問に宿る崇高なる精神性と高揚感を与えるものになると期待」されるモニュメントなのだそうだ [2] 。 これは、2014年に幡谷祐一茨城県信用組合会長から寄贈されたもので、幡谷会長の作った「漢詩」が記された銘板が含まれている [3] 。これから詳しく説明することになるが、この「漢詩」は、とうてい漢詩と呼ぶことができないしろものである。一応は日本文学や中国文学の教授陣もいる大学 [4] で、このような漢詩と呼ぶことができないしろものを「漢詩」と称した上で、「アカデミックシンボルの一つ」
夕暮れに群れ飛ぶ姿が郷愁を誘う、日本を代表する赤トンボ・アキアカネ。だが最近、地域によってはほとんど見られなくなってきた。農薬の影響との因果関係が疑われており、継続的な調査や、保護する取り組みが始まっている。 7府県「激減」「大きく減少」 大阪府枚方市の渚水(なぎさみず)みらいセンターの水辺で10月上旬、関西トンボ談話会の谷幸三会長(72)らが虫捕り網を使い、アキアカネを探した。だが約2時間の調査で1匹も見つからなかった。25年目になるこの調査で珍しいことだという。 大阪府立大学(堺市)の平井規央准教授(昆虫生態学)によると、同大構内での目視調査でも1997年に400匹いたのが、2005年は50匹。最近は見ることが少ないという。平井さんら専門家の意見をもとに、府は絶滅のおそれがある生物をまとめた「レッドリスト」に昨年、アキアカネを初めて掲載した。 全国の都道府県のレッドリストを調べたところ
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