北海道と漢字に関するtoyaのブックマーク (2)
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北海道には難読地名が多いとされる。確かに、俺も北海道に引っ越してきたばかりのときは戸惑った。とにかく地名が読めない。 でも、地名といっても所詮は人間がつけたものだ。ある程度の規則性はある。だから、いくつかの法則さえ抑えておけば、北海道の地名なんてある程度は余裕で読めるようになる。これから紹介するいくつかの法則は、俺が3年かけて発見した非常に有用なものだ。ぜひ憶えて帰ってほしい。 ・法則①﹁寄﹂と来たら﹁ヨロ﹂ これは鉄則。応用範囲は狭いが、的中率は100%近い。足寄、名寄などがある。ちなみに道民は最寄駅のことをモヨロ駅と読む。ちなみに近所に流れるウヨロ川にはオヨロ橋がかかっている。頭おかしい。 ・法則②﹁美﹂は﹁ビ﹂ ミとかウツクシとかも考えられるが、北海道の場合、美と来たら100%﹁ビ﹂と読む。美瑛(ビエイ)、美幌(ビホロ)、美深︵ビフカ︶など。道民なら9割が気づいている法則だ。美幌とき
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北海道の市町村名212のうち、約8割がアイヌ語に由来しています。現在では、そのほとんどが漢字で書き表されています。そのために、アイヌ語と気付かない人もいますが、北海道に暮らす人たちのほとんどは、自分の住む町や山などの名前がアイヌ語であることを知っているでしょう。 アイヌの人たちの多くが川筋に住んで、生活に必要な資材を求めていました。また、狩猟や交易のための交通路としても、川は重要な存在でした。ですから、川︵ペッ pet︶や沢︵ナイ nay︶ を意味する地名がとても多くあります。 アイヌ語地名は、その地形の特徴や土地の産物、そこでよく行われることなどを語源としています。たとえば、キナ・チャ・ウシ kina-ca-usi という地名の語源は﹁蒲・を切り取る・場所﹂ですから、そこはゴザを編む材料が豊富であったことがわかるわけです。 このように、アイヌ語地名は必要に応じて名付けられたものであり
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