ガザのおかげでヨーロッパ哲学の倫理的破綻が露呈したハミッド・ダバシ(試訳=早尾貴紀) 2024年1月18日 もしイラン、シリア、レバノン、トルコが、ロシアと中国に全面的に支援され、武装し、外交的に保護されながら、テルアビブを現在のガザと同じように、3カ月間昼夜を問わず爆撃し、何万人ものイスラエル人を殺害し、数え切れないほどの負傷者を出し、何百万人もの家を失い、この都市を人が住めない瓦礫の山と化す、そのような意志とその実現手段があったとしたら、と想像してみてほしい。それから、イランとその同盟国が、テルアビブの人口の多い地域、病院、シナゴーグ、学校、大学、図書館、あるいは実際に住民のいるどんな場所であれ、そこを意図的に標的にし、民間人の犠牲者を確実に最大化するということがあり、そしてイランと同盟国が、「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の戦時内閣を探していただけだ」と世界に言ったとした
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
対談風景 撮影:AAR編集部 江渡浩一郎氏は、アーティストとして作品を制作したり、キュレーターとしてアートプロジェクトをマネージメントする活動からスタートしたが、著書『パターン、Wiki、XP』では、オーストリア出身の建築家、クリストファー・アレグザンダーの『パタン・ランゲージ』が情報分野に与えた影響を論じ、建築と情報の思想の共通性を明らかにした。ここでは、ユーザー参加やボトムアップのデザインプロセスのバリエーションを情報の動きを参照しつつ整理することとなった。 聞き手=藤村龍至 ボトムアップでフレームワークを作れるのか 藤村 江渡さんの『パターン、Wiki、XP』を拝読しますと、情報の分野では、建築の分野よりもクリストファー・アレグザンダーの思想や方法論を応用することに成功している印象がありますが、その違いはどこにあるとお考えですか。 江渡 確かにそう見えますが、実際には大成功
昨夜は投稿できなかったので、代わりに今朝に。ミャンマーは(雨季だから当然ですが)毎日雨で、暑季の熱気が日ごとに薄まり、徐々に過ごしやすくなっています。 (部屋のすぐ近くに蛇が出現!) ニコ生で放送などをしていると、ときどき「僕は宗教なんて必要ないと思うんだけど」といった趣旨のコメントをもらうことがあります。そして、それに対する私の返答は昔からずっと決まっていて、「もちろん、あなたにとっては必要ないんだと思いますよ。ただ、世界の現状を見れば、それを必要だと考えている人が一定数存在するのは自明のことです。その人たちにはその人たちの人生と価値体系があるわけだし、あなたにはあなたの人生と価値体系がある。日本においては幸運なことに、宗教に関わらなくても生きていけるし、そのほうが『健全』であるとも考えられているのだから、あなたが宗教を不要だと考えるなら、あなたは関わらなければいいんですよ」と言うことに
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