世代分けって楽しいですよね。 無意味に﹁第3世代の特徴はこうだ!﹂などとレッテルを貼ったり、﹁第1世代の素晴らしさと比べて最近の世代は﹂﹁第7世代の面白さを理解できない老害は消えろ﹂なんてワイキャイと言い争いたいものです。 というわけでライトノベル作品の世代分けを考えてみましょう。 第1世代 ソノラマ・コバルト世代 1977年 高千穂遙﹃クラッシャージョウ﹄ 1979年 栗本薫﹃グイン・サーガ﹄ 1980年 新井素子﹃星へ行く船﹄ 1982年 田中芳樹﹃銀河英雄伝説﹄ 1983年 菊地秀行﹃吸血鬼ハンターD﹄ 1984年 氷室冴子﹃なんて素敵にジャパネスク﹄ ラノベ史のスタンスは﹁ソノラマ・コバルトから始める﹂か﹁スニーカー・ファンタジアから始める﹂かで大きく分かれる気がしますが、ここではとりあえず﹁スニーカー・ファンタジア以前﹂をひと括りに﹁第1世代﹂として位置づけようと思います。 ソノ