「特攻に9回出撃し、爆弾を落として9回生きて帰ってきた人がいるんです! しかもまだ生きてると知って、僕はその人に会いに行ったんです!」 と、一時期あちこちのラジオ番組に鴻上尚史氏がゲスト出て、そのたびに興奮気味に語っていたことがありました。 「特攻に」「9回も行って」「(特攻でなく)爆弾を落として」「9回」「帰ってきた」「しかも21世紀にも生きてる」という聴いただけでは意味のわからなすぎる話に、俄然興味を惹かれて買いました。 不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書) 作者: 鴻上尚史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/11/15メディア: 新書この商品を含むブログ (13件) を見る 驚くほどの飛行機好きっぷり 本書は元特攻隊操縦士の佐々木友次(伍長)から鴻上氏がインタビューした話といくらかの資料をもとに、佐々木氏の生涯を紹介し、特攻隊および日本型組織に関す
※2013年5月くらいに書いたらしい書きかけの文書。 哲学史と哲学的論題 哲学史は問題の花園である。 それは ふつうの人は どんな問題に関わってはいけないか を教えてくれる。暮らしの中で そうした特殊な問題に出会ったときには、その問題が出ないところまで戻ってやり直すか、それを回避するようなプラクティカルな手立てを何か考えるべきだ。しかし哲学的な問題に うっかり哲学的に取り組んでしまわないためには 哲学を学ぶ必要がある。自分が特殊な問題に出会っていることに気づくためには知識が要るのであって、哲学者を目指さない人が哲学(史)を学ぶ 第一の・そして最大の意義はそこにある、と私は思う。 他方、職業哲学者たちは そうした ふつうの人が関わってはいけない問題に 人類を代表して取り組んでいるのだから、敬意をもって遇するべきであろう。 アナス&バーンズ『古代懐疑主義入門――判断保留の十の方式 (岩波文庫)
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