携帯電話の普及率が150%にもなるカンボジアでは、送金や支払いで利用するペイアプリも普及。電子マネー﹁WING﹂は多くの国民が利用している︵画像を一部修正しています︶30階以上の高層ビルが乱立し、新たな建設工事があちこちで進んでいた。多くが中国を始めとする外国資本の高層マンションだ。首都プノンペン。巨大なショッピングモールも各所で目立つ。スターバックスコーヒーに入ると、メニューの値段は全て米ドル表示だった。注文をして5ドル札を差し出すと、店員は細かいおつりを現地通貨リエルで返してきた。開いたレジ機の中には米ドル札が束ねられており、その周りにリエル札が煩雑に置かれていた。 プノンペンにあるスターバックスコーヒーの店内。メニューの価格表示は米ドルのみだった プノンペンを最後に訪れたのは2009年。低層の古めかしい住宅や商店しかなかった首都に、初めて32階建ての高層タワーが建った時だった。久々