CCPMに関するtpircsのブックマーク (3)
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富士通グループは、大和ハウス工業の独SAP製ERP︵統合基幹業務︶パッケージを使った基幹システム再構築プロジェクトに新しい管理手法を適用し、約11カ月かかる予定だった実装工程とテスト工程を約3割短縮したことを明らかにした。今回導入したのはTOC︵制約条件の理論︶をベースにしたプロジェクトマネジメント手法であるCCPM︵クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント︶。今回の成果を、大和ハウス工業が11月2~4日に米国で開催されたCCPMの成功事例発表会﹁PROJECT FLOW﹂で発表したほか、富士通グループも11月29日からインドネシアのバタム島で開催されるプロジェクトマネジメント学会﹁ProMAC Symposium 2011﹂で発表する予定。 今回、CCPMは財務や販売管理などのSAPモジュール導入プロジェクトに適用した。これにより、実装工程︵パラメータ設定やアドオンソフトのコーディ
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さる8月、翔泳社主催の﹁PM Conference 2008﹂に招かれて講演をした。テーマはプロジェクト・コントロールの技法論で、私が長い間、エンジニアリング業界とIT業界の二足のわらじを履いてきた経験から、両者の比較を論じたものだった。最近のIT業界における﹁プロジェクト・マネジメント﹂の認識の普及進展はめざましいものがある。これに対して、エンジニアリング業界は過去10年以上、EVMSの徹底化以外とくに主立った進歩はない。にもかかわらず、両者の違いはいまだ歴然としたものがあり、それはとくにプロジェクト・コントロールの基本であるWBSやコントロール・リストなどの使い方で明瞭だ、というのが論旨だった。 ところで、この講演の中で、﹁工程表のガントチャートをExcelで書いてはいけない﹂と強調した点が、どうも多くの聴衆の注意を引いたらしい。終わってからのアンケートでも、そこに関する感想が少なくな
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TOC︵制約条件の理論︶の創始者であり、ビジネス書﹃ザ・ゴール﹄︵ダイヤモンド社︶の著者としても知られるエリヤフ・ゴールドラット博士が来日し、日経情報ストラテジーのインタビューに答えた。 およそ1年ぶりである今回の来日目的は主に3つあったようだ。(1)トヨタ自動車グループの関東自動車を訪問してトヨタ生産方式を確立した元トヨタ自動車の故・大野耐一氏の思想がどう日本企業で息づいているのかを確認すること(2)TOC流プロジェクト管理手法のCCPM︵クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント︶がどう日本の土木業界で活用されているのか知るために宮崎県や国土交通省などを訪問すること、(3)TOC流の業績拡大手法である﹁バイアブル・ビジョン﹂について日本で啓蒙を図ること――だ。 (2)については、宮崎県庁の取り組みがTOC国際シンポジウムで発表されたことがきっかけとなり今回の訪問につながった。C
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