デイリーポータルZのライター、関係者が愛読している本を語ります。 今回はライターの唐沢さん。レコメンドは﹁日本語大博物館: 悪魔の文字と闘った人々﹂(ジャストシステム) 聞き手は安藤、佐伯、石川です。 では唐沢さん、お願いします。 なんでローマ字打たなあかんねん 唐沢‥パソコンのキーボードで文字を打つ時って、まずローマ字を入力して、それをひらがなにして、さらに漢字に直すじゃないですか。ある日、﹁なんでローマ字打たなあかんねん﹂ってめっちゃ腹立ったんですよ。 安藤‥はいはい︵笑︶ 唐沢‥小さいころにタイピングゲームでかな入力を練習したんです。そしたら親から、﹁ローマ字入力しか使わへんで﹂って言われて、あとでローマ字入力を覚え直して。 みんなやってるから覚えましたけど、よくよく考えたら﹁最初っからかな入力して、漢字に変換するほうが早くない?﹂と思って。 石川‥たしかに。 唐沢‥それに腹が立って
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