知っての通り、Bonanza6では、手駒の価値は駒割の値 + KPのP=手駒としての値の合計値となる。(実際にはKPPの一つ目のPと二つ目のPが等しいときのKPと、 KKPのP=手駒のほうとがあるが、細かい話は割愛する) さて、駒割の値というのは、盤上の駒と手駒をひっくるめて、歩 = 100点のように点数化してある。KPのP=手駒というのは、﹁先手の持ち駒の歩が0枚﹂﹁先手の持ち駒の歩が1枚﹂﹁先手の持ち駒の歩が2枚﹂のような状態を一つの駒(P)とみなしてある。1枚目の歩だけ価値が100点よりは少し高く120点の価値があるとしよう。そうすると﹁先手の持ち駒の歩が1枚﹂のKP値には20点がつくことになる。2枚目の歩は逆に80点の価値しかないとしよう。そうすると﹁先手の持ち駒の歩が2枚﹂の価値は-20点がつくことになる。 以下、同様であるのだが、歩を10枚以上持っているような局面はなかな