観客席の販売数は少なかったとはいえ、各スタンドが一瞬で完売。その関心度の高さが窺える。しかもサーキットの雰囲気は、日本国内でこれまで行なわれてきたモータースポーツの会場のどれとも異なっていた。都心から電車を乗り継いで1時間もかからないところでレースが行なわれたというのも、日本ではまた新鮮なことだった。 来年も東京E-Prixは引き続き開催される予定で、今度は1日のみではなく、2日連続でレースを行なうダブルヘッダーとなることも決まっている。 開催地となった東京都も、フォーミュラEというイベントを高く評価しているようだ。 東京都は、ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル/電気や水素などをエネルギー源に、走行時に二酸化炭素などの排ガスを出さない自動車)の普及推進に繋げるため、東京E-Prixの開催に全面的に協力してきた。1回開催しただけでZEVの普及促進を大きく後押しできるとは考えていないようだが
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