3Dプリンターで作るバックロードホーンスピーカーの続きです。6個に分けてABSでプリントしたパーツを繋ぎ合わせ、表面の凸凹を修正していきます。 前回、二塩化メチレンで接着し、3パーツが出来た所。ここから地味な作業が始まります。 パテと研ぎ 3万円クラスのFDM式3Dプリンターに成形品のような品質を求めてもそれは無理です。でも塗装仕上げを前提とするなら成形品に近いものを作ることは可能です。 隙間や段差をポリパテ、ラッカーパテ(グレージングパテ)で均して行きます。最初の段階では接着した後からは手が入らない内側を仕上げます。#120~#240で水研ぎします。(1) 上下3パーツを接着した後、継ぎ目部分にポリパテを盛ったところ。(2) 継ぎ目を#240で水研ぎ。もう一つのスピーカー(左)もプリント完了し、合流。(3) プラサフ(ボデーペン)1回目。現段階では積層痕だらけです。(4) サフェーサーを
前回の記事にてシールドケーブル作成の準備編を書いたので、今回は実践編ということで実際の製作作業を解説していきます。 前回の記事をご覧いただいていない方は、まずこちらの記事からお読みいただくとスムーズかとおもいます。 → 関連記事『はんだ付け初心者にもわかりやすくシールドケーブルの作り方を解説 〈準備編〉』 今回の記事内ではスイッチクラフトのプラグを使用し説明しますが、初めてケーブル製作をする方はClassic Proのプラグなど比較的安価なプラグを使うことをお勧めします。 製作に入る前に、ケーブルとプラグの構造について大まかな説明をします。 ケーブルも前回のブログで紹介したMOGAMIの2524を使用します。 まずケーブルについて。断面をみると画像左のようになっています。 導線部分を露出させると右のようになります。 シールドケーブルは真ん中から外側の順に、銅線(芯線)、絶縁体、銅線(シール
ギターを弾いていればシールドケーブルを自作したいと思う人は多いと思います。ネットで検索しても色んな記事も出てくるので実際にチャレンジした人も多いでしょう。 サウンドハウスでも動画やブログ記事などをいくつか掲載しています。 しかし、いざやってみよう!と思っても『はんだやらはんだごての種類やら、ケーブルも色々あるしプラグも色々あり過ぎる!』と迷うことも。挫折した人や、いざやってみても難しくて諦めてしまった人も多いかと思います。 というわけで今回は、そんな挫折を経験した人、はんだごては中学校の授業で触ったきりという人に向けて、シールドケーブルの作り方を解説します。この記事をきっかけに、シールド作りの第一歩、はんだ付けの第一歩を踏み出してみましょう! 私自身の経験や迷いやすい点などもご紹介すると長くなってしまうので、今回は準備編として必要な材料と道具をご紹介します。 何はともあれ必要なのは材料と道
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