4月に民間初の月面着陸に挑戦し、失敗した宇宙ベンチャーのispace︵東証グロース上場︶は8月18日、契約済みの﹁月保険﹂の保険金として、37億9300万円を受領したと発表した。 同社は2022年、三井住友海上火災保険と共同で﹁月保険﹂を開発。予定していた月面航行や着陸が達成できない場合などに保険金を支払う契約を結んだ。 ispaceは22年12月、月面探査プログラム﹁HAKUTO-R﹂の一環としてランダー︵月着陸船︶を打ち上げ。23年4月に月面着陸を試みたが、着陸が確認できず、失敗に終わった。 保険金の収益科目は﹁協議中﹂。2024年3月期の連結業績予想への影響は、明らかになった段階で公表するとしている。 関連記事 月への航行・着陸を補償 世界初﹁月保険﹂ 三井住友海上が世界初 三井住友海上火災保険と宇宙ベンチャーのispaceが世界初の﹁月保険﹂を共同開発。ロケットの打ち上げから月面着
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