![シャープ、オンリーワンの罠 液晶に賭けて緩んだ規律 ものづくり記 シャープ・亀山工場① - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1252d886ac890483ea3bc49938d3730136dde99c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZQO1994603031052022000000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26fp-x%3D0.46%26fp-y%3D0.27%26fp-z%3D1%26crop%3Dfocalpoint%26s%3Db220b60311987f7cd8595a12617880a8)
経営再建中の液晶パネルメーカー、ジャパンディスプレイは、すでに支援を決めている中国のファンドから追加で100億円余りの出資を受けることが決まったと公表しました。抜本的な立て直しに必要な最大800億円の資金の調達にめどがついたとしています。 ただ、当初見込んでいた800億円に届かなかったことからさらに協議を進めた結果、「ハーベストテック」から追加で100億円余りの出資を受けることが決まったということです。 これによって当面の運転資金や研究開発のための資金として必要な金額の調達にめどが立ったとしています。 今後、支援先と最終的な契約を交わしたうえで来月29日をめどに臨時の株主総会を開き、資金調達を受けるための手続きを決議するということです。 併せて会社は、業績の変動が大きいスマホ関連の事業を年内に分社化し、有機ELパネルの量産を目指して投資家などからの出資を募るとしています。
謎のメモリ「3D XPoint」(スリーディー・クロスポイント) ここ数週間、半導体業界人が寄ると触ると噂話をするホットな話題がある。それは、7月末に、米インテルと米マイクロンが、「1989年のNANDフラッシュメモリ以来のブレイクスルー」と大々的に発表した不揮発性メモリ「3D XPoint」についてである。 両社によれば、その特徴は以下の通りである。 (1)アクセス時間はNANDの1000倍(数十ナノ秒) (2)書き換え可能回数もNANDの1000倍(約10の8乗回) (3)メモリセル密度はDRAMの10倍(128ギガビット) また、3D XPointの構造は図1のような2階建てとなっており、ワード線とビット線が交差する部分に「セレクタ」および「メモリセル」からなる柱をつくる。セレクタに印加する電圧によりメモリセルへの書き出しと読出しを行うため、トランジスタは不要となる。その結果、メモリ
『沈みゆく帝国』は“寝言”か アップルの将来に警鐘を鳴らす書籍『沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか』(日経BP)を著した元「ウォールストリート・ジャーナル」の記者、ケイン岩谷ゆかり氏のインタビュー記事が、日本経済新聞電子版(2014年7月30日)に掲載されていた。私はそのインタビュー記事を見て、いささか衝撃を受けた。 岩谷氏によれば、アップルは典型的な大企業病に陥っており、感情などを交えないドライな「アメリカンウェー」と呼ばれるえげつないビジネススタイルを押し付けているという。要するに、非常に傲慢な企業になっているようである。 さらに、最近のアップルのものづくりをよく見ると、「薄くて」「軽くて」「美しくて」を連呼しているだけであり、これはまさに、巨大企業が新興企業の前に力を失ってしまう“イノベーションのジレンマ”にはまり込んでいると断じている。
まつお・ひろふみ 京都大学工学部数理工学科卒業。1984年米マサチュ-セッツ工科大学大学院経営学研究科博士課程修了。米ペンシルバニア大学経営大学院客員準教授、米テキサス大学オースティン校経営大学院教授(Fred H. Moore Professorship)、筑波大学社会工学系教授を経て、2004年から神戸大学大学院経営学研究科教授。専攻はオペレーション・マネジメントとサプライチェーン・マネジメント。国際的学術雑誌の論文多数、編集委員を歴任。現在、日本オペレーションズ・マネジメント&ストラテジー学会会長。 日本を元気にする経営学教室III 【シリーズ「オペマネの思考法」/松尾博文】 オペレーションズ・マネジメント(オペマネ)は欧米のビジネススクールでは必須科目である。オペマネは、製造業とサービス業の事業プロセスを対象とする学問体系で、企業と組織の事業プロセスを中心に、製品、顧客、マーケティ
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