注意 この文章を読むにあたっては、 あわせて「猥褻に関するコメント」 (1996) と 「違法有害表現に関する覚書」(2008) を参照するようお願いする。 1 宣言 漏れ聞くところでは、現在政府内部では、18歳未満の人物の裸体表現や性表現(以下、 「児童ポルノ」)の単純所持を違法化しようという運動があるのだそうだ。 そこで私は、2001年まで完全に合法であり 一般書店で市販されていた 「18歳未満の人物の裸の写真が扇情的な様相で掲載されている写真集」 を現在一冊保有していることを宣言する。そして、法執行関係者に対しては、 児童ポルノの単純所持が違法化された暁には (ほんとうに午前4時とかに来るのは勘弁してほしい。逃げたりはしないから)、 他の誰を摘発するよりも先に、拙宅に来るように呼びかけたいと思う。 法執行関係者が拙宅の住所を知りたければ、氏名職名を明らかにした上で、 shirata1
最終回 暇申 その2 2008年5月 7日 社会 コメント: トラックバック (0) (これまでの 白田秀彰の「現実デバッグ」はこちら。) 突然だが、「現実デバッグ」が打ち切られることになった。まだまだ法や制度に関連した諸事諸物について、語っていくつもりだったので、残念ではある。この連載を楽しみにしていたような奇特な読者がいたのだとしたら、お詫び申し上げたい。先の「網言録」に比較すれば、アクセス数を稼げていたとはいえ、WIRED VISION全体の雰囲気からすると、相変わらず異質であったことは、私も否定できないので、江坂編集長から遠慮がち かつ丁寧な打ち切りの連絡があったときも、特段驚きはしなかった。むしろ、編集部の大幅な刷新の話を聞いたほうが驚いた。 連載は、前半と後半に分けられる。前半はなんとかWIRED VISIONの雰囲気に合わせようと、コンピュータの仕組みを現実の国制に適用してみ
No. 24 教育制度批判 その7 2008年4月30日 社会 コメント: トラックバック (0) (これまでの 白田秀彰の「現実デバッグ」はこちら。) それでは、大学時代の私のようなボンクラ学生が「なんか一番ってカッコいいじゃん!」とか言いながら東京大学の講義に通って、東京大学の学位授与試験を受験するだろうか。そうはならないと思う。たぶん、四月に東京大学の講義に出席してみて、周りの学生の頭の良さそうなこと、講義の内容の高度なこと、課題の多いことに恐れをなし、次第に大学の難易度を下げていくだろう。もとより受講は勝手なのだから、近辺で通いやすい大学の講義をあれこれ受講してみて、「このあたりが自分でもついていけるところだな」という大学の講義に落ち着くはずだ。もし、どこの大学の講義にもついていけなければ、もとより大学には向いていなかったのだ。すぐに就職したほうがいい。 逆に、講義の受講それ自体は
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