各社の先陣を切ってパナソニックからフルハイビジョン3D対応のプラズマテレビ“VIERA”VT2シリーズがいよいよ発売された︵→関連記事︶。“画質の鬼”と呼ばれる麻倉氏の目には、パナソニックの3Dテレビはどのように映ったのだろうか。さっそくインプレッションを聞かせてもらった。 ――いよいよ3Dテレビが発売されました 麻倉氏‥パナソニックの3Dテレビは、初期からチェックしています。最初に見たのは、2008年の夏ごろ。﹁CEATEC JAPAN 2008﹂を前に、3D対応の103インチプラズマ試作機をチェックする機会がありました。SDからHDに進化したときはまた違うリアリティーを感じたことを印象深く覚えています。ただ、そのときは二重像︵クロストーク︶が多く見えていましたね︵→関連記事︶。 今回、試聴したVIERA︵54インチのVT2︶について言えば、クロストークはとても少なくしていますね。もとも