﹁遊べる本屋﹂ヴィレッジヴァンガードが、人工知能︵AI︶を備えた“萌えキャラ店員”を採用しようとしている。店頭のディスプレイやショーウインドーに出現し、来店者の質問に答えたり、雑談したりできるようにする。7月中旬に、渋谷本店︵東京都渋谷区︶入り口のディスプレイに、おすすめの本などを紹介する﹁渋谷めぐる﹂が登場。当初は対話機能は備えないが、ゆくゆくは自然言語処理機能を搭載し、来店客が話し掛ける言葉を理解して返事したり、探している本のコーナーを教えたりできるようにする。 将来は、客が過去に購入した商品データ、そのときに店内カメラが撮影した顔画像などを記録したデータベースと連携。そのユーザーが再び来店してディスプレイの近くを通ると、渋谷めぐるが顔を覚えていて﹁お久しぶりです! 先日買った本の2巻が出ましたよ﹂と話し掛ける――といったシーンも想定している。 開発には、人工知能関連のサービスを手掛