![報道写真“本物”と証明 ニコンのカメラに来歴機能を搭載へ AFPと共同で検証](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/db4bee8e1f3fc97088c2324867d0dd5bc1b2a454/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F2401%2F10%2Fcover_news129.jpg)
グローバルシャッターと急にいわれても、という人もいるだろうから最初にちょっと解説を。デジタルカメラのシャッターにはメカシャッターと電子シャッターがある。メカシャッターはイメージセンサーの前に物理的な「シャッター」を置き、シャッタースピードをシャッター幕のスリットでコントロールする。だからセンサー側は光が来るのを待っていればいい。 ただ物理的な機構が動くので、シャッタースピードの高速化や連写速度に限界がある。どうしても微細な振動は発生するし、シャッター音もする。 電子シャッターは、CMOSイメージセンサーの機能だけで撮影するのでシャッタースピードの高速化や連写の高速化を図れるし、振動もないし、無音での撮影が可能だ。 最近のカメラだと、メカシャッターだとシャッタースピードが最高1/8000秒だけど、電子シャッターなら1/32000秒という機種も珍しくないし、電子シャッター時のみ高速連写可能とい
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 米ミシガン大学、米フロリダ大学、米ノースイースタン大学に所属する研究者らが発表した論文「Side Eye: Characterizing the Limits of POV Acoustic Eavesdropping from Smartphone Cameras with Rolling Shutters and Movable Lenses」は、音波によって揺れるスマートフォンのカメラ部品から音声を復元する研究報告である。 スマートフォンのマイクにアクセスできない場合でも、スマートフォンアプリを使用して音声を盗聴できる方法となる。 膜を前後に素早
ニコンが一眼レフカメラ開発から撤退すると日本経済新聞が7月12日に報じた。ニコンは、この報道に対して「憶測によるもので、当社が発表したものではありません」とコメントしている。 1959年の「ニコンF」から一眼レフカメラを主力商品として展開していたが、2018年に新設計の「Zマウント」を採用したフルサイズミラーレスカメラ「Z 6」「Z 7」を発表。2021年にはミラーレス機では初のフラグシップモデル「Z 9」を投入しており、販売比率ではミラーレスの割合が増えているという。 同社に確認したところ「一眼レフの開発は現時点で止めており、ミラーレスに注力していることは前々から決算などで何度もお伝えしている」と説明。開発は止めているものの今後の話は未定であり、撤退を話したことはないとしている。併せて一眼レフの生産、販売、サポートは今後も継続する予定であることを強調した。 【修正:2022年7月13日午
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