﹁ダビング10を人質にしてはいない﹂。権利者団体会見 −﹁“あるメーカー”と経産省が、ちゃぶ台返し﹂ デジタル私的録画問題に関する権利者会議は29日、コピーワンス問題と私的録音録画補償金制度に関する合同記者会見を開催した。 地上デジタル放送の新録画ルールである﹁ダビング10﹂は、総務省の情報通信審議会の﹁デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会﹂における合意を持って、開始の期日が確定される。 委員会での合意に先立ち、社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)は、放送局と機器メーカーらの合意の上6月2日を開始予定日時と設定していたが、私的録音録画補償金制度の維持とHDD録画/録音機器への適用を求める権利者団体と、同制度の拡大を懸念する社団法人電子情報技術産業会(JEITA)における意見対立などから、5月に入ってからも委員会における合意が得られず、日時確定には至っていない。そのため、