1月7日、指揮者の小澤征爾さんが食道がんで半年間活動を休止することが明らかに。写真は2009年3月、ウィーン国立歌劇場でリハーサルする小澤さん︵2010年 ロイター/Herwig Prammer︶ ﹇東京 7日 ロイター﹈ 指揮者の小澤征爾さん︵74︶が食道がんと診断され、治療に専念するため、6月までの全公演をキャンセルすることが分かった。小澤さんの事務所が7日に明らかにした。 米ボストン交響楽団の音楽監督を30年近く務めた小澤さんは、2002年に日本人として初めてウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任し、今年退任することが決まっていた。 国内でも、長野県松本市で音楽祭﹁サイトウ・キネン・フェスティバル﹂を毎年開催するなど、音楽界の活性化に取り組んできた。