2013年秋にはユニークなカメラがいくつも登場したけれども、カメラ好きに最も注目されたのがソニーの「α7」(レビューまとめはこちら)である、といってもたぶん過言じゃない。 「α7」とズームレンズキットに付属する「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」(SEL2870)。レンズが大きいのではなく、ボディが小さいのだ いろんな注目のされ方をしいて、α7を見てどこに面白さを感じるか、どういう利用を想像するかは人それぞれなんだけれども、どれもこれも耳目を集めるのは、「フルサイズセンサーを搭載しながらめちゃ小さい上に、価格も手ごろなミラーレス一眼である」ことに起因してるのは間違いない。 α7はどのくらい小さいのか、どのくらいユニークなのか。基本的なところから見ていきたい。 大きな撮像素子と小さなボディを堪能する α7は「α」と名がついているけれども、NEX用の「Eマウント」に35ミリフルサ
「Xperia Z1」カメラ 撮影機能レビュー編――Info-eye、タイムシフト連写、ARエフェクトで遊ぶ:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/2 ページ)
「Xperia Z1」カメラ 画質レビュー編――「iPhone 5s」と比べてどちらがキレイ?:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ) いわゆるガラケーのころから、ケータイは本職デジカメに比べて一回り小さなサイズの撮像素子を使っていて、デジカメに比べると画質は下、というのが普通だったけれども、とうとうデジカメと同じ撮像素子を積んだスマホが出てきたのである。 ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia Z1」だ。 同社のサイバーショット(の主力モデル)と同じ、1/2.3インチの裏面照射型CMOSセンサーを搭載。一般的なスマホは1/3インチ前後のサイズが主流なので、それらよりひとまわり大きいのである。いよいよ本気出してきたなソニー、といったところ。 1/2.3インチで2070万画素のZ1とiPhone 5sで対決させてみるの図 Xperia Z1(以下、Z1)の撮像素子は1/2
2070万画素“Gレンズ”の実力は?――「Xperia Z1」のカメラ機能を徹底レビュー:Xperia ZやiPhone 5とも比較(1/3 ページ) ソニーモバイルの新型スマートフォン「Xperia Z1」を語る上で外せないのがカメラ機能だ。ソニーの高性能デジタルカメラに搭載している「Gレンズ」をスマートフォンで初めて採用し、ハードウェア性能が大きく向上した。F値は2.0と明るく、広角27ミリ相当(35ミリ換算)、そしてレンズは薄型非球面となり、センサーサイズはXperia Zなど従来機の1/3.0型から、サイバーショット「DSC-HX50V」と同等の1/2.3型に大きくなった。画素数が2070万にまでアップしたのも特筆すべき点だ。 ソニーが掲げるカメラの使い方は「作品」「思い出」「ライフログ」の3種類であり、「作品」は一眼レフなどの本格カメラ、「思い出」はデジタルカメラ、そして「ライフ
かすかな光さえあれば手持ちでブラさず撮影できる レンズの開放値は明るければ明るいほど良い……そんなことはない。明るいレンズには、大きなボケを表現できるメリットがあるが、それと引き替えに失うものが少なくないからだ。明るいほど口径は大きく、重量は重くなり、持ち運びの負担が増加する。被写界深度が浅いため、ピンぼけのミスが多発する。しかも、明るいほど高価な傾向があり、財布に与えるダメージは計り知れない。肉体的にも精神的にも金銭的にも良いことは何もないのだ。 そう自分に言い聞かせている人ほど、実は、明るいレンズが気になって気になって仕方がないはず。最近のデジカメは高感度性能に優れるので、昔とは違って明るいレンズを使う意味は薄れているとか、大口径レンズの重さがネックになって持ち出す機会が減れば、結果的にシャッターチャンスを逃してしまう、といったことを言えば言うほどむなしくなる。趣味の世界に、正当な理由
家電見本市「IFA」に先だって行われたプレスカンファレンスでソニーより発表された、スマートフォンをファインダーがわりとするユニークなデジタルカメラ“サイバーショット”「DSC-QX100」「DSC-QX10」。日本国内での販売は現時点未定ながら実機(試作機)を入手したのでファーストインプレッションをお伝えする。 まずはその概略を改めて説明すると、両製品ともにレンズ鏡胴のみのように見えるユニークな外観で、通常ならばファインダーおよび撮影画像の確認用にカメラが備える液晶ディスプレイを備えていない。同社はミラーレス一眼「NEX」シリーズを投入する際、「板とレンズ」という基本コンセプトで製品をデザインしたが、本製品ではついに「レンズだけ」となっている。 円筒形の本体にはシャッターボタンや各種ボタン、操作用リング(QX100のみ)を備えており、底面には三脚穴も用意されている。電源を入れてシャッターボ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く