レンズと撮像素子、それに画像処理エンジンをひとまとめにした「ユニット」を交換するというユニークな構造を採用したリコーのデジタルカメラ「GXR」。販売開始は12月上旬となっているが、一足先に試作機(量産試作機)をお借りできたので外観を中心に紹介する(※以下写真については試作機を撮影したものであり、最終的な量産品とは異なることがあります)。 GXRはボディ内に撮像素子を持たず、「レンズ/撮像素子/画像処理エンジン」が一体化したカメラユニットを交換することで、さまざまな撮影シチュエーションに対応する。カメラユニットとしては、まず、APS-Cサイズ(23.6×15.7ミリ)の有効1230万画素CMOSセンサーと35ミリ換算50ミリ F2.5-22の「GR LENS」、画像処理エンジン「GR ENGINE III」を搭載した「GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO」と、GR DIGI
「デジカメらしさ」を楽しめる3万円クラスの製品を紹介する本特集。今回はCMOSを採用することでダイナミックレンジ拡張などさまざまなトライを行った、リコー「CX1」を取りあげる。 リコー「CX1」は、撮像素子としてコンパクトデジカメで一般的なCCDではなくCMOSを採用した点が大きな特徴だ。CCDとCMOSにはそれぞれ一長一短があるが、CMOSは高速というメリットがあり、それを生かしたのがCX1だ。 最大の特徴が、モードダイヤルを「DR」に合わせたときに利用できる「ダイナミックレンジダブルショットモード」。暗部に露出を合わせた画像と、明部に露出を合わせた画像を連続して撮影し、それを合成することでダイナミックレンジを最大12EV相当にまで拡大するというのが特徴だ。 シーンに応じて効果的な場面と効果がそれほどでもない場面とがあるが、うまくアタると効果は絶大。普段だったら白トビ、黒つぶれしてしまう
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