![特別企画:旅写真レビュー|タムロン「18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD」 旅の光景をあますことなく捉える、22.2倍の超望遠高倍率ズーム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df3977fceede06931f53352e082f2e6da8604eb2/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fdc.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fdcw%2Flist%2F1072%2F069%2F08_s.jpg)
かすかな光さえあれば手持ちでブラさず撮影できる レンズの開放値は明るければ明るいほど良い……そんなことはない。明るいレンズには、大きなボケを表現できるメリットがあるが、それと引き替えに失うものが少なくないからだ。明るいほど口径は大きく、重量は重くなり、持ち運びの負担が増加する。被写界深度が浅いため、ピンぼけのミスが多発する。しかも、明るいほど高価な傾向があり、財布に与えるダメージは計り知れない。肉体的にも精神的にも金銭的にも良いことは何もないのだ。 そう自分に言い聞かせている人ほど、実は、明るいレンズが気になって気になって仕方がないはず。最近のデジカメは高感度性能に優れるので、昔とは違って明るいレンズを使う意味は薄れているとか、大口径レンズの重さがネックになって持ち出す機会が減れば、結果的にシャッターチャンスを逃してしまう、といったことを言えば言うほどむなしくなる。趣味の世界に、正当な理由
APS-C一眼ユーザーにとっての神レンズなのか――シグマ「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM」:交換レンズ百景 子どもやペットの撮影にも役立つ明るさと焦点距離 撮影機材にこだわりを持つ人の中には、単焦点レンズの愛用者が多い。そんな統計データはないが、筆者のまわりにいる人たちから感じる雰囲気だ。殺気と言い換えてもいい。彼らにレンズの話を振るとウンチクを延々と聞かされるのであまり近寄りたくはない。ただ、ほかの人から見れば、たぶん私も同類だろう。 単焦点レンズの魅力といえば、ズームレンズに比べた場合の描写性能の高さと開放値の明るさ、小型軽量によってもたらされる携帯性と取り回しのよさ、ズームができない潔さ、シンプルさなどが挙げられる。製品によっては当てはまらない場合もあるが、大まかにはこんなところだ。ズームレンズのように便利で万能ではないからこそ、かえって愛着がわき、こだわりが生じ
魅惑の高級レンズで楽しむスナップ&ポートレート――ソニー「Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM」:交換レンズ百景 入門者に最適な標準レンズといえば、「焦点距離50ミリで、開放値F1.4の単焦点レンズ」が思い浮かぶ……という人は、古くから一眼レフに親しんでいるカメラユーザーに違いない。筆者と同じロートル組である。なぜなら、1970~80年代ごろの一眼レフでは、同スペックのレンズがキットとして付属し、入門者が最初に手にするスタンダードなレンズだったからだ。 だが、ズームレンズの標準キット化が当たり前となった今どきは、50ミリの明るい単焦点レンズはもはや最初の1本ではない。単焦点ならではの描写や使い勝手を楽しんだり、ボケの表現力を味わうために買う「2本目以降のレンズ」という位置付けに変わっている。
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