印刷 前大阪市長の選挙支援名目の職員リストが捏造︵ねつぞう︶された問題で、リストを基に市議会で質問した大阪維新の会市議団は30日、会見を開き、美延映夫幹事長が﹁委員会で断定的な表現で質疑し、反省している﹂と陳謝した。一方で、美延氏は﹁労組に謝罪するつもりはない﹂との考えも示した。 維新の杉村幸太郎市議は2月10日の特別委員会で、交通局の非常勤職員︵27日付で解雇︶から提供されたリストを取り上げ、﹁このような名簿リストが局内に存在したということは、交通局と︵労働︶組合が組織ぐるみで市長選挙に関与していたことを裏付けるものだと考える﹂と指摘。交通局側の見解をただした。 これまで維新は﹁謝罪の必要はない﹂としていたが、会見では﹁結果的に内部告発者自身の作成だったことは事実﹂と認め、﹁誠に遺憾﹂とした。一方で﹁疑惑文書の真偽を確定しなければ質疑できないなら、市民の知る権利の障害になる﹂と、リ