選挙戦最終日となった21日、希望の党代表の小池百合子都知事(65)は東京・池袋で最後の演説。公務としてパリ出張に出発する際には樽床伸二元総務相(58)を代表代行に指名した。22日投開票の衆院選の結果次第で代表辞任の可能性があることも判明した。 【写真】手を合わせて支援をお願いする小池百合子氏 ダークブラウンのレザージャケットにベージュのストール。出発前からパリジェンヌよろしく初秋らしい装いで登場した小池氏の口から飛び出したのは、意外な名前だった。「近畿比例代表単独1位の樽床さん…長年の盟友でございますが、ほぼ当選は確実だろうという判断のもとに、留守の間の代表代行として結果を受けてのさまざまな対応をお願いしたところであります」 結党以来、両腕として小池氏を支えてきた若狭勝氏と細野豪志氏ではなく、1993年衆院選で日本新党からの初当選同期で気心の知れた樽床氏を、トップに据えた。樽床氏は選挙対策
民進党の玄葉光一郎元外相は6日、福島3区から無所属で立候補すると明らかにした。玄葉氏は希望の党との間で公認の交渉作業を担当。「(民進側で)公認漏れになった方々をたくさん出してしまった。心苦しいし、潔しとしない」と述べ、責任を取って無所属で立つ考えを示した。 福島県須賀川市であった記者会見で語った。玄葉氏は当選8回。衆院選に無所属で立候補するのは、初当選した1993年以来になる。 無所属で当選した場合、希望への合流について、玄葉氏は「基本はそういうことかなと思う。虚心坦懐(きょしんたんかい)に考えたい」と述べた。
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