同志社大学は9日、司法研究科の60代男性教授が作成した論文計3編について、インターネット上の文章などからの盗用を認定したと発表した。大学側は論文を訂正するよう勧告するとともに、教授を出勤停止1カ月の懲戒処分にした。処分は8月14日付。教授は処分後に依願退職している。 大学によると、論文は2008年と16年、17年に作成された。別著者が執筆した論文のほか、学生が書いたインターネット上の文章などから出典を記さず引用した箇所が複数あり、盗用と判断した。 昨年7月に外部から指摘があり発覚。教授は大学側の調査に対し「他人の文章であっても、それが事実であれば公共財として出典を表示することなく利用できると思っていた。学生の文章には著作権が存在しないから自由に使える、と誤解していた」との趣旨の説明をしたという。
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