﹁電子書籍より紙の本を買ってもらえるとうれしい﹂と主張する、編集者による漫画がTwitterで議論を呼んでいます。作者は﹃終末のワルキューレ﹄や﹃北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌﹄を担当している山中︵@ComicYamanaka︶さん。個人的見解として、出版社の事情を伝えています。 ﹁紙の本が売れないと、次巻を多く刷るのが難しくなる﹂という切実な問題が主な理由。ただ、﹁電子書籍版の売り上げは評価対象にならないのか?﹂といった疑問も ほとんどの漫画が紙と電子の両方で出版される昨今、山中さんはたまに読者から﹁紙と電子、どちらを買うほうが作家さんへの応援になりますか?﹂と聞かれることがあるそうです。山中さんの答えは﹁紙﹂で、理由は﹁紙が売れないと次巻の部数が減るから﹂というシンプルなものでした。 その背景には、﹁単行本の刷り部数の決め方﹂がありました。当然ながら紙の本は売れないと赤字になるので、部
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