日本語と文書に関するuuchanのブックマーク (3)
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突然ですが、質問です! 以下の文章で、登場人物が実際に声に出して言っている部分と、心の中で思い浮かべている部分はどこでしょうか。 ﹁みんなはね、ずいぶん走ったけれども遅れてしまったよ。ザネリもね、ずいぶん走ったけれども追いつかなかった﹂と言いました。 ジョバンニは、 ︵そうだ、ぼくたちはいま、いっしょにさそって出かけたのだ︶とおもいながら、 ﹁どこかで待っていようか﹂と言いました。 青空文庫 宮沢賢治﹃銀河鉄道の夜﹄ https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/43737_19215.html 答えは簡単ですね。 ﹁ ﹂の中の言葉が声に出して言っている部分、︵ ︶の中の言葉が心の中で思い浮かべている部分です。 前後の文章からも読み取れると思いますが、括弧の使い分けがされていることで、より分かりやすくなっています。 このように括弧類は主に文章内で会
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テクニカルライティングは、叙情的であってはなりません。アメリカのビッグ企業では、テクニカルライティング部があり、社外に配布するすべての文書 を専門的に作成しています。単なる担当者が作成した文書が特に社内の校閲/精査を受けないで社外に配布される時のリスクを非常に重大なものとして捕らえて おります。特に米国の場合には、ご承知のように製造物責任制度が厳しいので、社外に配布する文書には神経を使っているのです。例えば、ある担当者が特に重 要であると考えずに配布した書類で何らかの約束、保証等を与えるような内容が伺えると、それが一般に対する”明示の保証”となって、後々不都合が生じる可能性があるからです。 このテクニカルライティングとはいわゆる”技術文書を書く”ということだけでなく、専門的な文書をすべて網羅するということです。従って、企業がある目的 を持って配布する文書はすべてテクニカルライティングの範疇
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