霞が関に関するuxoruのブックマーク (6)
-
﹁霞が関周辺で5月19日だけ人流がガクンと減り、翌日はまた増えている﹂。6月3日の参院内閣委員会で、NTTドコモの人出データを基に野党からこんな声が上がった。19日は政府が各省庁の職員に事前に通知した上で、テレワークの実態調査を実施した日。実態を反映していない調査の﹁出来レース﹂ぶりが明らかになり、同委でこの問題を指摘した日本維新の会の音喜多駿氏は﹁全く意味がない﹂と批判した。 この調査は、内閣人事局が国家公務員のテレワーク導入状況を把握するため、緊急事態宣言が発令された地域などに所在する省庁の職員約24万人を対象に実施。19日を調査の﹁基準日﹂と定め、各省庁に事前に通知していた。
-
ラインを見せてくれた官僚と妻です。2人には小さな子どもがいますが、官僚の夫は1か月の残業が200時間を超えることもあるとしたうえで、こんな本音を漏らしました。 厚生労働省の男性官僚 ﹁とても人がさばく量とは思えないような仕事量が人間の限界とは無関係にいくらでも降ってきます。頭が痛いとか気持ち悪いとかっていうのは毎日そういう状態で出勤していますし、死にたいと思ったことはないですけれどもすべてを終わらせれば楽になるだろうなと。その感覚がちょっと理解できるなと﹂
-
霞が関が﹁おかしい﹂とは思っていなかった ――霞が関で働き始めて、最初に﹁この働き方はおかしいな﹂と感じたのはいつ頃のことでしたか。 千正 実は入省してからずっと、そこまでおかしいとは思っていませんでした。というのも、僕が入省したのは20年ほど前︵2001年︶で、その頃は民間企業もブラックなところが多かったんです。霞が関も異常でしたけど、民間企業に就職した同級生たちも夜遅くまで働いていたし、土日や休日に出勤するのも当たり前でした。だから、それほど気にしてはいなくて……危機感を持ちはじめたのは、この2年くらいですね。 ――そこで何が変わったんでしょうか。 千正 数年前から、退職する若手が増えているというのは話題になっていました。ただ、それだけでは﹁すぐに組織が崩壊する﹂という感じではなかったんです。でも、バリバリ働いていた中心選手の管理職や中堅の課長補佐の中にも、倒れる人、家庭を壊しそうにな
-
安倍晋三首相が8月28日、辞任する意向を表明した。7年8カ月に及ぶ歴代最長政権を可能にした要因として、内閣人事局の創設など官邸の権限強化は大きい。一方で、政権の後半には、霞が関の人事権を掌握した副作用も目立った。学校法人森友学園︵大阪市︶を巡る財務省の公文書改ざん問題をはじめ、霞が関には官邸に対する忖度︵そんたく︶がまん延するように。自治省︵現総務省︶出身で、後に総務相も務めた早稲田大学公共経営大学院教授の片山善博氏に、安倍政権下での官邸と霞が関の力関係の変化や、次期政権の課題について聞いた。 片山善博︵かたやま・よしひろ︶氏 1951年岡山市生まれ。74年東京大学法学部卒業、自治省︵現総務省︶に入省。自治大臣秘書官、固定資産税課長などを経て、99年鳥取県知事︵2期︶。2007年4月慶應義塾大学教授。10年9月から11年9月まで総務相。同月慶應義塾大学に復職。17年4月から現職。 ﹃民主主
-
-
﹁国会議員の先生からの質問への回答を用意するのに時間がかかる。ピーク時には月200時間超の残業が2~4カ月続くこともあった。月に2、3回は終電で帰れるが、あとはタクシー帰りか、職場に泊まるという生活で、平日は寝返り以外に家族が動いているところを見たことがなかった﹂。 厚生労働省の元職員・おもちさん︵20代︶は、自身の霞が関生活について、そう振り返る。﹁結婚しても、一緒に夕食を食べられたのは︵数年で︶1、2回。寂しかった。結婚した意味があるのかなと思うことも多かった﹂と妻。“人々を幸せにしたい”という思いから入省したはずが、﹁自分の家族も幸せにできていないのに、他の困っている方を幸せにするのは難しい﹂と矛盾を感じるようになり、おもちさんは退職することを選んだ。 今回のアンケート結果について、おもちさんは﹁本当に激務の方は、アンケートに答える時間が無いくらい忙しいので、厚生労働省の人数︵4人︶
-
1
キーボードショートカット一覧
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
設定を変更しましたx