﹁・・・森友学園を巡る公文書改ざんに関与させられて追い詰められ、心を病み、2018年3月7日自ら命を絶った﹂ 赤木俊夫氏の﹁手記﹂が明らかになった現時点で、上のように記すほど、手ひどい間違い、さらには﹁タチの悪い省略﹂はない、と言わざるを得ません。 報道によれば、確かに赤木氏は精神科の加療を受け、以前とは別人のようになってしまったとのことです。 しかし、精神科の加療を受けつつ自殺︵未遂を含む︶した人を身近にもつ一個人として思うのは、これはいわゆる、疾病に基づく﹁発作的・衝動的な希死念慮﹂ではないということです。 冷静な意識を最期まで保ったままの、覚悟の自殺、﹁憤死﹂と呼ぶしかない、凄まじい最期だった。 ﹁心を病み﹂﹁自ら命を絶った﹂などという安っぽいマスメディアやライターが濫用する、手垢のつきまくった文字の並びは、その本質を何一つ伝えないことに、怒りを禁じえません。 週刊文春3月26日号は
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