これはすごいと生物に関するvifam84のブックマーク (2)
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高知県と静岡県の干潟で見つかった生物を千葉県立中央博物館が分析したところ、化石でしか存在が知られていない甲殻類の﹁オオスナモグリ﹂である可能性が高いことが分かり、標本を公開することになりました。 ﹁オオスナモグリ﹂は、固いハサミを持つ甲殻類で、関東の太平洋側から沖縄にかけての50万年から8万年ほど前の地層で化石が確認されているだけで、絶滅したと考えられてきました。 こうした中、3年前に高知県土佐市で、そしておととし静岡県沼津市の干潟で、それぞれ捕獲され、千葉県立中央博物館に持ち込まれた生物を駒井智幸主任上席研究員が分析したところ﹁オオスナモグリ﹂の可能性が高いことが分かったということです。 捕獲された生物は体長がおよそ10センチと、現在も一般的にみられる﹁二ホンスナモグリ﹂より1.5倍ほど大きく、ハサミの形の特徴などが﹁オオスナモグリ﹂の化石と一致したということです。 またDNAの配列も一
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﹁ここでクニマスを釣り上げ、びっくりしました﹂と話すさかなクン=8月、山梨県の西湖、中山写す ﹁絶滅﹂とされていた秋田県田沢湖のクニマスが、山梨県の西湖でみつかった。クニマスの絵を残したい――。そんな思いが、﹁奇跡﹂を引き寄せた。 70年前に絶滅したと信じられていたクニマスの再発見の立役者は、さかなクン︵東京海洋大客員准教授︶だった。 漁師と船に乗り、珍しい魚を見つけると、京都大総合博物館の中坊徹次教授に教えを請うていた。その中坊教授の部屋を訪ねたのは今年3月。﹁どう見てもクニマスじゃないかと思うんです﹂と保冷箱から2匹を取り出した。 中坊教授の表情が一瞬にして変わった。﹁なんやこれは!﹂。20センチほどの黒ずんだ体がオリーブ色に輝いていた。 長年、クニマスを研究してきた中坊教授は旧知の仲であるさかなクンに﹁クニマスを描いてほしい﹂と頼んでいた。現存する標本は約20匹。白か茶色に
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