受信料を議論するための会議だと誤解されかねない報道9月21日夕方、総務省の会議「公共放送ワーキンググループ」の第1回が開催された。公共放送、つまりNHKがネット時代にどうあるべきかを話し合う場だ。そもそも、昨年11月から「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」というこれからの放送業界全体を議論する会議が展開されてきて、その流れでNHKの在り方に絞った分科会がスタートしたものだ。最初なので、今後どんな議論を進めるかの説明と、参加した有識者たちのコメントに留まった。次回以降、テーマごとの議論を深めていくようだ。ただ、有識者たちのNHKについての考え方がコメントから伝わり、今後の議論を楽しみに感じた。 リモート会議システムで最初から最後まで傍聴した私は、終了後にネットでニュースを眺めていると、いくつかの新聞社や通信社の記事がこの会議について伝えていたのを見つけて驚いた。それぞれの見