気がつくと1日に何度もいじっているときがある、興味があるわけでもないのに無意識にSNSにアクセスしている……。スマホを使うようになってからというもの、生活がスマホに﹁支配﹂されてしまっている人も少なくないだろう。NYタイムズ・ベストセラー﹃デジタル・ミニマリスト﹄の著者であり、ハイテク界の﹁こんまり﹂として全米メディアで話題のコンピューター科学者が説く、﹁スマホ依存﹂の危険性とは。 人は1日に平均39回スマホを持ち上げる 多くの人は、自分が必要以上にスマートフォンを使っていることを認識してはいるものの、スマートフォンが持つ影響力の大きさをきちんと理解していない。 ニューヨーク大学准教授の心理学者アダム・オルターは著書﹃僕らはそれに抵抗できない﹄で、そういった過小評価の典型的な例を挙げている。彼は執筆のためのリサーチの一環として自分のスマートフォン利用時間を計測してみようと考え、モーメントと
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