まちの中にあった使われていない私有地=﹁都市のスキマ﹂の暫定利用として生まれた、毎日の暮らしを問いなおすきっかけづくりの場。敷地はオープンスペースと菜園スペースで構成され、暮らしを手づくりする実験を行う他、地域に開いたスペースとして運営している。過剰なまでにリスクを回避する公共の公園ではできない学びの体験を生み出すためのイベントなども開催。菜園スペースでは地域住民も参加して野菜やハーブを栽培しており、収穫物はオープンスペースの屋外喫茶でドリンクとして提供される。場の維持にも地域住民が能動的に関わる仕組みをつくることで、様々な関わり方を通じて人々が自然に出会う、コミュニティの場ともなっている。